エイジングとアンチエイジング No.1
1.エイジングとは
エイジング(Aging)は直訳すると「加齢」であるが、「老化」と訳しているものも多い。そして、最近ちまたで話題になっているアンチエイジング(Anti-Aging)は抗老化、抗加齢、すなわち老化を遅らせる医療や美容として使われている。
エイジングは生まれて直ぐに始まっているが、成人になるまでは、老化とは一般的には言わない。成長期ととらえる。いつの時期から老化なのかは明確ではないが、エイジングは進行している。
超高齢化社会を目前に控える日本人は、このアンチエイジングに関心が高い。医療、美容、運動を含めビジネスに取り込もうとしている企業が多い。
2.体をきれいにする
ある医学博士は、アンチエイジングに血管年齢の若返りを指摘している。内臓の寿命は平均寿命を上回る。しかし、血管はボロボロになりやすい。平均寿命を下回る。
ある医学博士は腸の状態を良くすることが、健康になる秘訣だと言う。即ち、血管をきれいにする。腸をきれいにする。血管は栄養と酸素、水分、老廃物を全身に運ぶ重要な機能を担っている。
小腸は食物の消化と吸収、大腸は水を吸収し老廃物を排泄する。腎臓は、老廃物や水分を濾過し排出を行うなど、きれいにする役目を負っている。吸収したら排泄する。経営で考えると、生産したら販売する、廃棄する。
3.周りをきれいにする
エイジングを真剣に考えている中高年や高齢者が少ない。人生の後半期をどう生きるかを自身に問うことから始めよう。身の回りをきれいにする。ゴミをかかえない。過去や現在に縛られないことは、きれいにするの入り口だと思う。
身軽にする。スリムなると動きが速い。天国への道のりに荷物はいらない。
しかし、現在の状況を意識する。今の生活をもっと良くしようと。エイジングは意識の老化が一番問題なのかも知れない。
持たない、囲まない、群れない。一人寂しくではない、シンプル・イズ・ライフを人生の目標としてみてはいかがだろう。
(Written by 川下行三 07/01/31)